責任不動産投資を実践し、世界的課題の解決に貢献していく
当社の「人に 地域に 世界に 新たな価値を創造し続ける」というミッションのもと、サステナビリティ戦略に基づき、サステナビリティの重要性を強く意識し、積極的に取組みを進めています。
当社は、「責任不動産投資に係る基本方針」(2013年6月制定)(2023年9月「サステナビリティ基本方針」に改称)において環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の要素を不動産投資に組み込む責任不動産投資(RPI)を実行することを定めています。
環境への配慮や社会的責任を持って不動産を所有管理することは、規制に適合できないリスクや競争力を失うリスクを低減し、入居者や売却先から見た不動産の魅力度を高め、さらに費用を低減することで収益性を向上させ、投資物件の価値を増加させる重要な戦略であると考えます。また、当社は、この戦略は、環境や社会に対して良い影響を与える結果も生むと考えます。
当社の責任不動産投資(RPI)戦略は、投資法人の運用プロセスに組み込まれており、全社組織において実行されています。この戦略は、取得から、保有期間中のアセットマネジメント、リーシング、リノベーション、管理、そして売却が完了するまでの、所有全期間にわたり実行されるものです。
当社は、責任不動産投資(RPI)活動について、投資主及びその他のステークホルダーに対して積極的に開示を行います。
サステナビリティ活動は、以下に掲げるテーマを中心に、優先順位を決めながら推進しています。
当社及び各投資法人では環境(Environmental)、社会(Social)、企業統治(Governance)に関し、サステナビリティ関連の方針を定めています。
当社のスポンサーであるKKRは、環境・社会・ガバナンス(ESG)、規制、地政学的、風評的問題を慎重に管理することが、急速に変化する世界において長期的なビジネスの成功に不可欠であると考えています。また、そうした事業に関連する問題を投資プロセスの一部として取り入れることは、価値の創造と保護の両方につながると考えています。
KKRと当社の連携においては、定期的な実務レベルのミーティング、経営会議を通じてサステナビリティへの取組みに関する学びやプロセスを共有しています。